ペーパーバック(キンドル電子書籍)出版事例

ペーパーバック(キンドル電子書籍)出版事例

2021年10月20日からアマゾンのキンドルを通じてペーパーバックが出版できるようになりました。私は、過去に何冊か電子書籍での出版経験がありましたので、いち早くアマゾンからメール連絡をいただくことができ、さっそくペーパーバック出版をしてみることにしました。

ペーパーバック(キンドル電子書籍)出版事例

ペーパーバック出版事例

 

 

2021年10月20日からアマゾンのキンドルを通じてペーパーバックが出版できるようになりました。私は、過去に何冊か電子書籍での出版経験がありましたので、いち早くアマゾンからメール連絡をいただくことができ、さっそくペーパーバック出版をしてみることにしました。

 

※ペーパーブック(paperbook)と間違いやすいですが、Wikipediaでも確認しましたところペーパーバック(paperback)ですので、お間違いなく。

 

最初は、すでにキンドルで出版したものを紙の形態にして出版申請するだけかと思っていたのですが、思わぬところでつまずきました。

 

まず、表紙です。キンドルの表紙は表表紙だけ用意すれば良かったのですが、ペーパーバック版は表表紙と裏表紙、本のタイトル文字が書いてある背表紙の全体をカバーする画像が必要になります。

 

文庫サイズですと下記のようになります。

 

ペーパーバック表紙サンプル

 

外側の黒い線が実際に裁断する部分で、ピンクの部分も余白として残しつつデザインしておかなければなりません。これは、実際に裁断がズレた時の措置かと思います。

 

最初に申請した時に、黒い線よりは外側にデザインしていましたが、ピンクの範囲まで足りなかったので、ピンクの部分も覆うようにデザインして出し直しました。

 

背表紙のテキストもピンクのところに触れてはいけないようで、ページ数が少ないと面積が小さくかなり小さい文字で記載しないといけません。表紙のデザインはちょっとコツがいりますね。

 

次にテキストです。最初に提出した原稿の中に挿絵としてデザインされていたものが、黒い線にはみ出していたため何度かエラーになってしまいました。

 

これに関しては、キンドルで出版した際に、ツールで作成したものがPDFで出力された状態で編集ができなかったので、エラーのページを丸ごと削除しました。特に重要な記述もないページでしたので。

 

結局3回修正後にようやく申請が通り、ペーパーバック版も出版することができました。

 

ペーパーバックは、自分で調べてできないことはないですが、まったくはじめての方やITに詳しくない方だとちょっと苦戦するかなと思いました。

広告媒体としてもブランディングにも使える電子書籍

こちらは、私がキンドルで出版した電子書籍の1か月の購読数です。

 

キンドルの売上

 

特に広告キャンペーンなどすることもなく放置しています。さすがに注文がありませんが、既読KENPを見ると意外に読まれていることがわかります。電子書籍は大手出版社の本と比べると読者は圧倒的に少ないですが、それでも多くのメリットがあります。

 

まず、大手出版社で書店流通している紙の本とキンドル電子書籍の比較をしてみたいと思います。

 

紙(書店流通)の本

 

・出版社や編集者の意向を考慮する必要がある。
・ある程度文字数の分量が必要。
・多くの人が必要とする情報を提供することが目的。

 

一度電子書籍で出す予定の原稿を某出版社に送ってみたことがありますが、内容が偏っている、文字数が少ないとご指摘をいただき不採用となりました。

 

しかしながら、とある本の読者のレビューを見ていると、無駄に文字数が多く内容が薄いなどと書かれたものがありました。多くの人に価値ある情報で文字数も多く書くとなると内容も一般論になってしまいますよね。

 

電子書籍(ペーパーバック)

 

・自分が伝えたいことを伝えられる。
・文字数が少なくても出版自体は可能。
・自社ビジネスの広告媒体として活用できる。

 

やはり、自分のビジネスの内容を自由に書けるというのはポイントが大きいですね。あと、最初の頃試しで出版したものは、20ページ程度のものもありますが、レビューで5をつけてくれる読者もいて内容が良ければ分量もあまり関係ないのだと思います。そして何よりもメリットとなるのが、読者が自分のビジネスのお客さんになることがあるということです。

 

私は、2020年2月に初めて電子書籍を出版して、その後1年で4冊の電子書籍を出版しました。反響はそこそこあって電子書籍の読者からお仕事のお問い合わせをいただいたり、名刺に出版した電子書籍を掲載することでブランディングの効果があり、そのことをきっかけにしてお仕事につながった事例もあります。

 

あらゆるビジネスで新規顧客開拓のために広告宣伝活動を行っております。例えば、雑誌に広告を掲載するとしても数十万〜100万円の費用がかかります。普通の広告なら料金を払わないといけませんが、電子書籍なら広告費が要らず、本の印税が入ってさらにお仕事にもつながる可能性があるというこんなに素晴らしいものはないと思っています。

 

※私の場合もわずかではありますが、本の売上で毎月1,000円〜3,000円程度の収入が入ってきています。

キンドルの将来性とSEOとの比較

キンドルの将来性

 

新規顧客開拓のためにSEOに取り組んでいる方も多いことと思います。しかし、狙うキーワードによっては、難易度が高く、しっかりと対策を行っていてもなかなか上位表示ができないケースがあります。

 

一方ユーザーの方は、グーグルで検索してもなかなか目的の情報が見つからない、自分の思ってた検索結果ではないと判断したら、twitterやinstagram、Youtube、そして、amazonなどで検索をしています。

 

amazonですとグーグルでは比較的難関と言われているキーワードでも今のところ上位表示が可能です。

 

私の場合は、ECの仕事を長くやっていまして特に客単価を上げることを得意としていますので、「ECサイトの客単価を2倍に上げる!爆売れ心理法則」という電子書籍を発刊しましたところ「客単価 上げる」というキーワード検索でamazon内1位をとることができました。(2021年10月28日時点)

 

現在、キンドルアンリミテッドは月額980円(税込)で読み放題です。グーグルの検索結果に満足できないユーザーは、上述のSNSやamazonで検索をしますので、近い将来アマゾンがグーグルに迫る情報収集のツールになってくることも可能性として否定できないですよね。

 

いかがですか?電子書籍を発刊するには独特のノウハウが必要にはなりますが、電子書籍代行業者に頼めば5万円〜で出版が可能です。本の印税も入ってきて仕事の問い合わせも獲得できるこんな素晴らしい広告媒体はありませんね。

 

あなたもペーパーバックや電子書籍を出版してみませんか?私どもでは、原稿をご用意いただければ、アマゾンで出版するところまで徹底的にサポート致します。ぜひ、ご相談ください。

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